シャンプーは界面活性剤の配合バランスが大事!

「アミノ酸シャンプー」「ノンシリコンシャンプー」「薬用シャンプー」「スカルプシャンプー」・・・シャンプーの種類はいろいろ分かれているんやけど、その中に含まれている配合バランスはだいたい同じ。

水が約50〜70%、界面活性剤が約30〜40%、その他が約10%。このバランスの中に含まれる成分の違いによってどんなシャンプになるかが決まってくるんよ。

シャンプーは基本的に髪や頭皮の汚れを洗い流すためのものやから、約30〜40%の洗浄成分(主に界面活性剤)がメッチャ大事。各メーカーが研究開発して世に売る出されるシャンプーは、この洗浄成分の組み合わせによって特徴が違ってくるんよー

せやけど、組み合わせによっては「相乗効果を出す組合せ」「殺傷効果で力を発揮できない組合せ」があって、良質な成分が入っているからOKとはいわれへんねん。

そこで、どんな配合バランスだったら、どんな効果が生まれるのかについてまとめてみたよ〜

刺激の強さを比較してみると

先ずは、界面活性剤の種類について、サクッと紹介しま〜す。

界面活性剤は水に溶けたときに発生するイオンによって、4つの種類に分かれます。イオンとは、原子が+(プラス)やー(マイナス)の電気を帯びているということ。陽イオンは電子を失ってプラス電気を帯び、陰イオンは電子を受け取ってマイナス電気を帯びます。

陰イオン(アニオン)界面活性剤 マイナスイオンを発生
陽イオン(カチオン)界面活性剤 プラスイオンを発生
両性(アンホ)界面活性剤 どっちのイオンも持ってる八方美人
非イオン(ノニオン)界面活性剤  イオンを発生しない

それぞれ役割や刺激の強さが違う

4種類の界面活性剤は、イオンの発生の強さによって刺激性が高いものから低いものまで分かれるんよ。

刺激が強い 中間 刺激が弱い
陽イオン(カチオン) 陰イオン(アニオン)  非イオン(ノニオン)

両性(アンホ)界面活性剤は陽イオンと陰イオンの両方の性質があから、他に配合されてる水溶性のpHに左右されてちゃうんよ。せやから、周りの様子によって、刺激性が高くなったり低くなったりするから、そうやね〜周りがしっかりせなアカンな。

刺激が強いということは、それだけ洗浄力が高いってことで汚れや脂分が落ちるってこと。せやけど、傷んでる髪や乾燥した頭皮には心配。残しておきたい脂まで落としちゃうから、頭皮も髪もカサカサになるかもー (>人<;)”””

それに、もしすすぎが足りなくて頭皮にシャンプー剤が残ちゃったら・・・

かゆみやフケ、抜け毛の原因になるし、頭皮が炎症を起こしたりアレルギー反応がでることもあるかもー (>人<;)”””

陰イオン(アニオン)でも硫酸系は刺激が強い

上の表で、陰イオン(アニオン)界面活性剤は刺激が「中間」にしたんやけど、アニオンっていっても種類はメッチャあるねん。個々の成分によって、だいぶ違いがあるんよねー

なかでも、「硫酸系」は刺激が強い!

だいぶ前から市販のシャンプーにはたくさん使われてる界面活性剤なんよ。

せやけどなー・・・

「硫酸系」の界面活性剤は、洗浄力が高いしから汚れも落ちるし、原料が安く手に入るんよ。そこで、高度成長期の1970年代から硫酸系の界面活性剤はたくさんの商品に使われだして、シャンプーでもラウリル硫酸Naがメッチャ使われたんよ。

せやけどな、残念なことに「頭皮の荒れやフケかゆみ・抜け毛などで悩む人」が増えきちゃったんやて。

そうえいば、今はずいぶん改善されたけど、硫酸系界面活性剤は台所用洗剤にも使われてて、昔は手荒れがひどかったよねー 頭皮は自分じゃ見えないんやけど、それと同じ状態になってたかもね。

シャンプーで使われる「硫酸系」は、主にラウリル硫酸Naラウレス硫酸Na 。どちらも、とても高い洗浄力と脱脂力なんやけど、刺激面で比べればラウレス硫酸Naがまし。

ラウレス硫酸Naは、ラウリル硫酸Naに刺激緩和剤であるポリエチレングリコールという親水基を加えたものやから、刺激は少し柔らかくなってるんよ。比べたら、避けたい界面活性剤は「ラウリル硫酸Na」やね。

ラウリル硫酸Na > ラウレス硫酸Na

せやけど、どっちも硫酸系やから、長く使い続ければなんらかの影響はでてくる可能性は高いんよ。

当サイトの管理者パサ子も、子どもの頃から市販のシャンプー使ってて、40代、50代には抜け毛やフケに悩んだわ〜 「出産したから」なんて言い訳にしとったけど、そんなん20年も前の話のような年代になったら、いつまでも産後の抜け毛状態じゃヤバイやろぅ

睡眠不足かな・・・栄養? 何? なんて悩んどったけど、いろいろ調べてるうちに「シャンプーかも!」って思ってな、お風呂場にあったシャンプーの成分を見たら・・・

アッチャー
(>人<;)!!!

がっつり、ラウレス硫酸Naが入ってました・・・しかも、界面活性剤が2種類だけ。メッチャ配合量が多かったんやろうな〜

だって、さっき界面活性剤は全体の約30〜40%とはいったけど、もしな、まー極端かもしれへんけど、30%のうち25%がラウレス硫酸Naで、5%がもう一つの成分でも、だ〜れも分からへんやん! まー良心的なメーカーのシャンプーならそんなことはないやろうけど。でも、分からへん!

そこは、自分の髪で試すしかないんよ。で、今まで使ってたシャンプーはあまりに抜け毛やフケの悩みが改善しなかったから、オサラバしたよー もっと洗浄力が弱いシャンプーにしたらあんまり抜けなくなって、行きつけの美容師さんに「髪メッチャ多いですね」って褒められたわぁ ^ ^

組み合わせのバランスで考えられる作用・効果

シャンプーは単純やない!

メチャメチャたくさんある界面活性剤の組み合わせで、マイルドな洗い上がりになったり、低刺激だけどしっかりした洗浄力があったりになるんよ。

1970年代に主流だったシャンプーの配合バランスは、「陰イオン(硫酸系・スルホン酸系)」+「非イオン(脂肪酸系・ポリオキシエチレン系)」。

せやけど、頭皮や髪へのトラブルの報告が多発するようになったから、今では刺激が少ない界面活性剤や配合バランスが考えられるようになったんよ。

ここからは、どんな組み合わせだったらどんな効果が出るのかを紹介しま〜す。

陰イオン(カチオン)界面活性剤とのバランス

陰イオン(アニオン)界面活性剤や他の界面活性剤との組み合せで、髪・頭皮への作用を下の表にまとめてみたよー

配合バランス 考えれる作用
陰イオン(硫酸系・スルホン酸系)+(補助的に)両性+非イオン 一般的なシャンプーの配合 両イオンを配合することで刺激を緩和する
陰イオン(アミノ酸系)の中でも、ココイルグルタミン酸TEAが主成分 コーティング力があるので、低刺激・低洗浄力、リンスいらずのシャンプーに使われる
陰イオン(アミノ酸系・タウリン系)+両性 刺激が低すぎず高すぎず程よい洗浄力で、バランスが良い
陰イオン(タウリン系・アミノ酸系・カルボン酸系) 低刺激・やや高めの洗浄力
陰イオン(アミノ酸系)+両性 非常に低刺激なマイルドシャンプー

陰イオン(アニオン)界面活性剤の中でも、刺激の強さは違うんよ。

タウリン系:ベビーシャンプーに使われるほど、とても低刺激
アミノ酸系:やや低刺激
硫酸系・スルホン酸系:刺激がとても強い

陰イオンでのおすすめ配合バランスは、「陰イオン(アミノ酸系・タウリン系)+両性」やね〜

両性(アンホ)界面活性剤とのバランス

これまで陰イオン(アニオン)界面活性剤のことばっかり紹介してたけど、シャンプーの中には両性(アンホ)界面活性剤をメインにしてるのもあるんよ。

両性(アンホ)界面活性剤や他の界面活性剤との組み合せで、髪・頭皮への作用を下の表にまとめてみたよー

両性とのバランス 考えれる作用
両性+非イオン+陰イオン 低刺激ではイチオシの配合バランス
両性+非イオン系 頭皮へは極低刺激(ほぼゼロ)で優れた配合構成・市販のシャンプーではこの配合はほとんど無い
両性のみ 洗浄力が弱いくマイルド洗浄
両性が2種類メイン 低刺激・非常に優しい洗浄力・他の界面活性剤がアルカリ性で洗浄力UPし、酸性で洗浄力DOWN・酸性石けん(ラウレスカルボン酸Na)を使うとやや洗浄力UP

低刺激を求めるなら、両性界面活性剤メインの配合がおすすめ。メインの次に、非イオンや陰イオンを配合することで、低刺激だけど洗浄力もある良質なシャンプーになるんよー

オススメしない配合バランス

シャンプーには「なんでこんな配合にしたんやろう?」って思いたくなるような組み合わせもあるんよねー

オススメしない配合 考えれる作用
アミノ酸系のみでも
(硫酸系+高級脂肪酸と水酸化Na系の配合)
アミノ酸系の洗浄剤のpHは弱酸性で、石けん素地は弱アルカリ性。この二つが配合されていれば、相反する性質を入れているので、プラスマイナスゼロ
陰イオン(洗浄剤)と陽イオン(柔軟剤) マイナスとプラスという相反する性質なので、洗浄力が低下。頭皮にシャンプー剤が残りやすくなる。通常メインとして一緒に配合されることはない

この表での陰イオン(陰イオン(アニオン)界面活性剤)は、アミノ酸系・タウリン系などのこと。もともと硫酸系は洗浄力が強いから、更に石鹸素地と組み合わせると洗浄力が強すぎてNGやね。今のシャンプーではほとんどこの組み合わせはないから大丈夫やとは思うけど・・・一応ね。
高級脂肪酸と水酸化Na系とは、オレイン酸Na・ステアリン酸Na・ラウリン酸Naなどの事。

陽イオン(カチオン)界面活性剤は、指通りを良くするために少量配合されていることがあるんやけど、これは配合量自体が少ないから大きな影響はないとは思うけど・・・う〜ん。入ってなくても指通りがいいシャンプーはあるから、できたら一緒になってない方がいいなぁ。

クリームシャンプーでは陰イオンじゃなくて陽イオンを配合する場合もあるんやけど、これはこれで陽イオンにが殺菌・洗浄作用があるからサッパリした洗い上がりになるんよねー

まとめ

いろんなシャンプー見て思うんやけど、ホンマ、2つとして同じのはないんよねー シャンプーによって、ちゃ〜んと特徴が違う。100あったら100通りやね。

でも!それじゃ困る!

「シャンプーはみんな違ってみんな良い」で良いんやけど、消費者側は選ぶのに困るんよ!

メインの成分はどんなだとか、配合バランスとか、カタカナが苦手な年代になってくると更に「なんだかわかんない」状態になるんよね・・・

低刺激で頭皮や髪にやさしいシャンプーかどうかは成分を見てほしいんやけど、簡単な見分け方としては「1000円以下のシャンプーには気をつけろ」で良いと思う。美容室で1000円以下のシャンプーは売ってないように、ちゃんと研究されて作られたシャンプーは安くは出来ひんもん。

ホンマに微妙な配合バランスによって成り立ってるシャンプーやから、消費者にはわからん部分てたくさんあると思うんよね。でも、シャンプー選びには成分抜きでは語れない部分が多いから、配合バランスまで見てどれにするか決めてほしいな〜って思うんよ。

ぜひ、シャンプー選びの参考にしてなぁ それでも「シャンプー選びは難しい」って思うなら、当サイトの管理者パサ子がオススメするシャンプーをチェックしてな〜