エタノール:シャンプー成分解析

エタノールについて

エタノールは別名:変性アルコールと呼ばれており、2種類のアルコールに分けられます。

合成アルコール:エチレンと水から作られる
発酵アルコール:サトウキビなどの糖蜜を発酵させて作られる

エタノールは、蒸発するときに熱を発生させる性質から、使ったときにス〜ッとした清涼感を感じさせてくれます。そのため、清涼感を求める夏場のシャンプーには、配合されています。それだけではなく、ベタつかなかったり、香りも引き出してくれる働きがあります。

また、消毒としても使われるように殺菌作用があります。そのため、菌の繁殖を抑えて防腐剤の代替えのような働きをします。洗浄・収れんなどの目的でも配合されることもあります。

エタノールは液体や個体・気体などさまざまな物質を溶かして均一な状態にしてくれる性質から、植物エキスを抽出するときの溶剤としても使われます。

種類  水性成分(水に溶けやすい)
配合目的 溶剤  殺菌  収れん
主な特性
  • 植物エキスを抽出するときの溶剤として使われる
  • 防腐剤の代替えとして、菌の繁殖を抑える
  • 殺菌作用
  • 収れん作用
  • 刺激性があるが配合量が少なければ防腐剤の代替えや溶剤として使われると考えられる

成分の配合目的や安全性・主な特性については、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などの文献や日本化粧品工業連合会ホームページなどから引用しております(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。