
エイランタイエキスについて
エイランタイは北欧の寒い地域に生息している地衣類(ちいるい)のことで、別名アイスランドゴケ(Iceland moss)ともよばれます。北欧では食料として食べられたり、薬として古くから用いられてきました。
グリセリンの原料となり、石鹸などを作るときに用いられます。
エイランタイには、皮膚上のフルマ酸不足による乾癬(かんせん)原因の治療に用いられる「フルマ酸」や、粘質性があり髪の健康に必要な水溶性の多糖類である「リケニン」、苦味成分の「リケン酸」「セトラル酸」などの成分を含んでいます。
原料 | ウメノキゴケ科※地衣類(ちいるい) |
配合目的 | 保湿 殺菌 天然の保存料 |
※地衣類とは菌類の仲間で、藻類と共生している生物のことです。植物の仲間ではありません。
主な特性 |
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成分の配合目的や主な特性などについては、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などの文献から引用しています(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。