
エンピツビャクシン(シダーウッド)油について
エンピツビャクシン(シダーウッド)は別名でエンピツノキとも呼ばれる、ヒノキ科の針葉樹です。エンピツビャクシャンの名前の由来は、長く真っ直ぐで防虫効果があり削りやすいため「鉛筆」の材料になっていたからだそうです。
また、霊的な力があると古くから寺院の建築材として使われたり、虫を寄せ付けないことから棺や家財・船などにも使われてきたほどです。また、ヒノキ香りは不安や緊張した心を沈め、穏やかにする作用があります。
エンピツビャクシン(シダーウッド)油は、樹木の香りの芳香や抗炎症・抗アレルギー作用がある「ビリディフロロール、セドロールなど(セスキテルペンアルコール類)」や芳香・鎮痛・殺菌作用がある「α-セドレン、β-セドレン、ツジョプセンなど(セスキテルペン炭化水素類)」などの成分を含んでいます。
サイプレス、シナモン、ジャスミン、ジュニパー、ネロリ、ローズ、ベルガモット、ラベンダー、レモン、ローズマリーなどの植物オイルと相性がいいです。
原料 | ヒノキ科植物 シダーウッドの樹木から抽出 |
配合目的 | 芳香 殺菌 鎮痛 収れん 皮膚柔軟化 |
主な特性 |
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成分の配合目的や主な特性などについては、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などの文献から引用しています(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。