
甘草(カンゾウ)エキスについて
甘草(カンゾウ)の根には、高い消炎作用としての有効成分である「グリチルリチン(グリチルリチン酸)」や、抗菌・美肌作用がある油溶性の生薬成分である「グラブリジン」、芳香・抗菌・抗腫瘍作用の生薬成分である「テルペノイド(テルペン類)」、抗酸化作用がある「フラボノイド」などの成分を含んでいます。
甘草に含まれるグリチルリチンは、ステロイドと同じ作用で副作用もあると書かれたものがあるようです。でも、このグリチルリチンは服用しなければ副作用はありません。シャンプーに配合されることで、頭皮を清潔にしてフケやかゆみを抑えるやさしい消炎効果があるといえますね。
原料 | マメ科植物 甘草の根・茎・全草から抽出 |
配合目的 | 消炎 抗菌 抗酸化 肌荒れ改善 美肌 |
主な特性 |
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成分の配合目的や主な特性などについては、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などの文献から引用しています(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。