加水分解ケラチン:シャンプー成分解析

加水分解ケラチン(羊毛)について

医薬部外品表示名称:加水分解ケラチン液

シャンプーや化粧品に使われる加水分解ケラチンは、羊毛由来のものです。羊毛や人間の髪・皮膚などにある「ケラチン」を多く含んでいます。

人間の髪には約10〜14%のケラチンが含まれるといわれています。ケラチンはタンパク質のひとつです。タンパク質はアミノ酸から作られますが、髪は主に「シスチン」というアミノ酸が結合してできています。

つまり、髪の毛を健康に保つためには、シスチンを多く含むケラチンというタンパク質を補ってあげるといいということですね。羊毛由来の加水分解ケラチンは髪の成分に近いため、髪となじみがいいのです。

種類 水性成分(水に溶けやすい)
配合目的 保湿
主な特性
  • 皮膚や髪の毛とのなじみが良い
  • 髪の成分に近いため、安全性が高い
  • 髪の成分に近いため、毛髪の補修効果がある
  • 髪の成分に近いため、ハリやコシを与える
  • 髪の毛に保護膜を張るので乾燥しにくく、保湿性が高まる
  • コンディショニング剤としても使われる

成分の配合目的や安全性・主な特性については、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などの文献や日本化粧品工業連合会ホームページなどから引用しております(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。