クエン酸:シャンプー成分解析

クエン酸について

柑橘系果実に多く含まれる有機酸です。原料としては、デンプン類を発酵させて作られています。

種類 品質保持剤

キュレート剤 pH調整剤

配合目的 キュレート剤
主な特性
  • シャンプー剤のpHを安定させる
  • アルカリ性の中和剤になる

成分の配合目的や安全性・主な特性については、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などなどから引用しております(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。

クエン酸は、カルシウムや鉄・マグネシウムなどの金属イオン(=ミネラル成分)が、シャンプー成分と結合して変質するのを防ぐキュレート剤です。

また、石けん成分などアルカリ性の洗浄成分を配合していた場合、クエン酸を一緒に配合することで酸性に近づける中和剤の役割もあります。

クエン酸はpH値が2と、やや強めの酸性です。逆に、水酸化ナトリウムはpH値14の強アルカリ性です。人間の肌はpH値5〜6の弱酸性なので、数字が大きくても小さくても数字が離れれば肌への刺激が強くなるといえます。