ラフィノースについて

ラフィノースについて

ラフィノースは、サトウダイコン(砂糖大根)から分離精製して抽出される、天然のオリゴ糖(三糖類)です。サトウダイコンの根には、ショ糖を含んでいます。サトウダイコンは、別名:ビートまたはテンサイ(甜菜)ともよばれます。

サトウダイコンの根には、アミノ酸の一つであるグリシンのトリメチル化誘導体であり、植物から抽出されるアミノ酸系の保湿作用がある「トリメチルグリシン(別名:ベタイン)」などの成分を含んでいます。

原料 ヒユ科植物
砂糖大根の根から抽出
配合目的 保湿  吸湿
主な特性
  • 肌のラメラ構造※を整えて、もっちりとした潤い地肌を保つ
  • ベタつかず、サラサラとした感触と指通り
  • ヒアルロン酸、セラミドと一緒に配合されると、肌のバリア機能やうるおいアップ

成分の配合目的や主な特性などについては、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などの文献から引用しています(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。

ラフィノースは肌の※ラメラ構造を整えて、もっちりとした潤い肌を保つ役割があります。※ラメラ構造とは、肌表面の角質層の細胞間皮質にあり、細胞と細胞の隙間を埋めている薄い面構造のことです。ラメラ構造は水と脂質がミルフィーユのように重なりあっています。

また、ラメラ構造が安定していることで、肌のバリア機能も正常に働きます。水分と油分で外からの刺激を跳ね返したり、肌のうるおいを保ってくれるのです。

ただし、うるおいはラフィノースだけでは生まれません。肌の真皮層にある線維芽細胞の主成分であるセラミドや、コラーゲン・ヒアルロン酸Naなどと一緒に配合されることで、よりうるおいが保たれます。

乾燥した地肌を潤すためのシャンプーには、ラフィノースヒアルロン酸Naの組み合わせがあるといいでしょう。

また、このラフィノースは結晶オリゴ糖なので、ほとんど吸湿性がありません。湿度90%でも、湿気ないのです。そのため、シャンプーに配合されると、サラッとした感触を与えます。