ラウリル硫酸Na:シャンプー成分解析

ラウリル硫酸Naについて

別名称:ラウリル硫酸ナトリウム

ラウリル硫酸ナトリウムは、親水基が硫酸基、親油基にラウリル基がついたものです。

界面活性剤の種類

陰イオン(アニオン)界面活性剤

硫酸・スルホン酸系

配合目的 洗浄
主な特性
  • 分子が小さいので頭皮や毛穴に残りやすい
  • とても強い洗浄力と脱脂力
  • 洗い流しが不足すると頭皮に残ったり、余分な皮脂まで流れて乾燥しやすくなる
  • タンパク質の変性を起こしやすい
  • 非常に強い刺激
  • とても泡立ちが良くなる
  • 洗い上がりはさっぱり感がある
  • 原料が安く汚れが落ちやすいと、安いシャンプーに使われやすい

成分の配合目的や安全性・主な特性については、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などの文献や日本化粧品工業連合会ホームページなどから引用しております(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。

ラウリル硫酸ナトリウムは、ちゃんとしたなまえがあり、正式には「ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)」といいます。実はこれ、タンパク質変性剤のことなんです。

髪や頭皮・肌の約60〜70%は、ケラチンなどのタンパク質からできています。しかし、多くのタンパク質からできている髪に「タンパク質変性剤」を使ったら・・・

「変性」・・・つまり、髪や肌の性質を変えてしまう性質があるのです (>_<)

ラウリル硫酸ナトリウムは分子が小さいので、洗い残しがあると地肌に残ってしまいます。ラウリル硫酸ナトリウムの入ったシャンプーを使い続け、洗い残しもあれば分子は頭皮や髪に付着し続けてしまう恐れがあります。

頭皮に残れば、アレルギーやかゆみ、抜け毛、臭いを引き起こし、髪が細くなったり、ハリやコシがなくなるなど、トラブルの原因になりかねないのです。

このように、とても強い洗浄力と脱脂力、刺激性があるため、ラウリル硫酸Naを配合しているシャンプーはほとんどありません。