ステアリン酸グリセリル(SE):シャンプー成分解析

ステアリン酸グリセリル(SE)について

ステアリン酸グリセリルは、油性成分のステアリン酸と水性成分のグリセリンからできています。

この、ステアリン酸グリセリルには、陽イオン(アニオン)界面活性剤であるステアリン酸Naとステアリン酸Kが少量混ざっています。そのため、乳化安定作用が増して、油分と水分がよく混ざり安定します。

SEはSelf-Emulsifyingの頭文字を取っていて、「自己乳化型」と訳されるそうです。

ステアリン酸グリセリルは昔から使われている界面活性剤です。ステアリン酸はヤシ油や牛脂から摂れる天然の脂肪酸なので、ステアリン酸スリセリルも、皮膚への刺激は少なめといえます。

界面活性剤 非イオン(ノニオン)界面活性剤
配合目的 乳化 分散 浸透 柔軟
主な特性
  • 皮膚への刺激はマイルド
  • 肌や髪に馴染みがいい
  • 地肌や髪を柔らかくし、潤いを保つ
  • シャンプー剤の安定を保つ

成分の配合目的や安全性・主な特性については、「化粧品成分ガイド(フレグランスジャーナル社)」や「化粧品毒性判定事典(メモタル出版)」などの文献や日本化粧品工業連合会ホームページなどから引用しております(詳しくは参考文献一覧を参照してください)。